ヒューズ

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ヒューズ

厨房機器も、過電流による事故などに備えて、ヒューズのつけられている機器が多くあります。
ヒューズを使った場合には、一度 溶断してしまうと再使用ができないため、
過電流保護のブレーカーが使われている場合もあります。
ヒューズについて、少し考えてみましょう。



『ヒューズ (fuse) は、定格以上の大電流から電気回路を保護する部品。 電気回路内に置かれ、普段は導体として振る舞う。 しかし何らかの異常によって電気回路に定格以上の電流が流れると、自らを流れる電流によって発生したジュール熱が自らを溶かし、切断して電気回路に流れる電流を断つ。

ヒューズのうち、特に電力回路や電力機器で利用するものを 電力ヒューズ(でんりょくヒューズ)という。

ヒューズは切断する電流の大きさにより、導体部分の大きさ・太さ・構成成分が異なる。導体部分は露出もしくは容器に収められている。容器に収める場合は導体の状態を確認できるよう、容器を透明なものとしたり、表示器を設けるなどする。

ヒューズが溶けることを「溶断(ようだん)する」といい、一般には「切れる」という。切れたヒューズを再び使用することはできない。

電気加熱を利用する機器(ドライヤー,コタツ等)では,設定温度以上に達すると溶断する温度ヒューズが設置されている場合が多い。』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



わかりやすい表記があったため引用させていただきました。
まず、電力ヒューズについて考えてみましょう。

電力ヒューズは、ヒューズの定格以上に電流が流れようとする時に、
溶断するとなっています。
これは、どういうことかと言えば、電流が流れる負荷までで、
異常に抵抗が少なくなった場合などに起こります。

ヒューズ例1

例えば、上記の場合でしたら、単相100V100Wのヒーターが
使われているので、流れる電流は、100W÷100V=1A ですから、
1A以上のヒューズが使われていれば、通常は切れないはずです。
ここで、もしヒューズが切れるとすれば、この回路の場合は
単純なので、地絡か、短絡しかありません。
まず、ヒーター単体の抵抗値を調べます。
E=IR より、100V÷1A=100Ω ですから
抵抗値が、上記の近似値なら、ヒーターは正常です。
後は、ヒーター自体の絶縁と、配線の絶縁と
二線間の絶縁を測定すれば、大丈夫です。
全てが正常であるにもかかわらず、ヒューズが切れていて、
その後、同じ定格の新しいヒューズを入れても
切れない時は、水や熱などの外部的要因が考えられます。
この場合は、もう少し複雑な回路で起こりやすくなります。

以上、電力ヒューズについては、ヒューズのみを考えれば、
難しいものではありません。
基本的には、ヒューズは見えやすい所、交換しやすい所に
置かれていますが、機器によっては、わかりにくい場所につけられている
ものもあります。
特に、普段、見慣れない外国製品(特にヨーロッパのもの)は、
ヒューズを見慣れないホルダーに納めてあることが多いので、
回路図も参考にしながら探したほうが確実です。
国内の製品の場合には、少し容量の大きいモーターを使った
ファンなどは、サーマル付の電磁開閉器で、過負荷がかかった場合に
対処していることが多いのですが、外国製品は、いまでも
ヒューズで対応している機種をみかけます。

ヒューズは、同じ定格でも、いくつかの種類とサイズがあります。
今では、厨房機器に使用されているものは、ガラス管ヒューズが
ほとんどです。ほとんどの定格のものは、ホームセンターなどでも
買うことができますが、特殊なものも使っている場合があるので、
修理をする人は、ある程度 ストックしておくほうがいいでしょう。

最後に、電力ヒューズの注意点です。
ヒューズの接点部分は汚さないように。
ヒューズホルダーに無理な力をかけない。

ヒューズや、ヒューズホルダーで、電流の流れを悪くしている例があります。
抵抗なく流れるように取り付けることが必要です。



温度ヒューズ
一定以上の温度になると、切れて電気を流さなくするものです。
厨房機器では、食器消毒保管庫のヒーター付近に使われている
場合があります。
なた、無煙ロースターの防火ダンパーにも温度ヒューズは
使われています。こちらは電気的に回路を遮断するのではなく、
ヒューズが切れた場合に、バネと組み合わされた板が、
ダンパーを閉じるように作られています。
温度ヒューズが溶断した場合にも、電力ヒューズの時と同じように
原因を特定して、交換するようにしましょう。


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