配線などの結束・ケーブルタイ・スパイラルチューブ・収縮チューブなど

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配線などの結束・ケーブルタイ・スパイラルチューブ・収縮チューブなど

厨房器具に関しても、機械内に多くの配線や、
配管などがあります。
修理をして、何らかの部品を交換した場合などには、
結束バンド(ケーブルタイ)などは、
再使用できない場合が多いため、
結束してあったところを結束せずに放置して、
その後、何らかの不具合が生じているケースも
散見されます。
同じ結束用の部材を利用していても、
機械や、使用箇所によって、使われる目的が違っている
場合もあります。

結束バンド(ケーブルタイ)などは、ケーブルをまとめる
ためだけに使われていると考えてはいないでしょうか?
後半で、使われ方などを簡単に考えていきましょう。

結束バンド



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《注意》
器具の取扱い、メンテナンス、修理に関しては自己責任で行ってください。
この記事は、一般的な例に基づいて記述していますが、
個々の機械に関するものではありません。
記事の利用でいかなる不利益があっても、管理者は一切の責任を負いません。


結束バンド5


製氷機の中で使われている結束バンドの例です。

右のケーブルタイは、配線の結束と、配線の保護をする
チューブへの水の浸入を防ぐために、
使われているようです。
左のケーブルタイは、電磁弁以降の2次側の給水ホースの
抜けの防止のために使われています。

左側には、ケーブルクランプが使われていますが、
これは、給水用のホースの位置を固定するためです。

ケーブルタイ
ケーブルタイには、いろいろな呼ばれ方があります。
製造メーカーのブランド名の「インシュロック」が、
部材自体の名前のように呼ばれている場合もあります。
元々は、配線の結束用に作られていたものらしく、
ホームセンターなどでも、電材のコーナーで売られています。
多く使われている材質は、ナイロンや樹脂ですが、
使われる材質により、耐候性や耐熱性が異なります。
製造するメーカーにより異なりますが、
ナイロン製ロックタイの場合、

乳白色  通常のグレード
黒    耐候性
ベージュ 耐候・耐熱性

このように分けられていることが多いようです。

低い温度には強い樹脂ですので、
冷機器類で使う場合は、通常のグレードで、
問題ないと思います。
熱機器の中で使われている場合は、
通常のグレードのものを使っている場合には、
長く使用していると、劣化して割れたようになって
ケーブルタイが外れてしまっている場合もあります。

外国製の機械で、熱くなる場所での結束には、
黒いケーブルタイを使っていることが多くあったため、
私も黒い耐候性のものを使っていますが、
こちらの場合でしたら、熱くなる場所で長時間使っていても、
ケーブルタイ自体が硬化していることも少ないようです。

最近は、ほとんどの機械のどこかには、
ケーブルタイは、使われています。
単に配線を、まとめているだけではない場合がありますので、
使われ方の意味を考えて、修理の後などには、
元の状態に戻すようにしましょう。

ケーブルタイや、ケーブルクランプなどの使われる目的は、
配線の結束、配線の絶縁の補助、抜け防止、などです。
具体的には、圧着した配線を結束している場合は、
圧着部での、配線の抜け防止や保護のためです。
また、圧着部をビニールの袋で包んで、
下部をケーブルタイで縛っている場合には、
この部分での絶縁の補助もしています。
サーモスタットのキャピラリーチューブの部分を、
まとめている場合も よくあります。

結束バンド2


この場合には、キャピラリーチューブが、
導通のある部分に触れるのを防止する意味で
使われている場合もあります。
ガラスチューブや、樹脂製のスパイラルチューブが、
併用されている場合もありますので、
修理後は注意しましょう。
以前、修理後に結束されていなかった、サーモスタットの
キャピラリーチューブが、機械室内の導通部に触れて、
漏電させてブレーカーを落としている事例もありました。

ビニールやナイロンの絶縁被膜で覆われた配線の場合には、
配線自体が水に濡れてもトラブルになることは少ないのですが、
電気ヒーターへの配線や、圧電コードの配線、
フレームセンサーへの配線には、耐熱性が必要であるため、
電熱用コード(絹糸・ゴム・石綿・紙で被膜後編組)
が使われています。
この場合は、水によって絶縁が悪くなりやすくなります。
そのため、水に濡れたコードが筐体に触れたまま
時間がたてば、そこからリークする場合もあります。

水に強い絶縁材の熱収縮チューブと、ガラスチューブの
併用などで、筐体との絶縁を保つと同時に、
ケーブルタイや、ケーブルクランプを使って、
筐体から配線を浮かせてある場合があります。
特に、水のたまり易い、テーブル下の
器具の場合などには、注意が必要です。
コンベクションオーブン付のガスレンジの場合には、
配線類は、フロアーから100mm程度の高さに
配置されることが多くなります。
そのため、床の掃除などで水を使っている場合には、
筐体の底部周辺は水に濡れてしまうことが多くなります。
この時に、配線が筐体から浮いた状態でしたら、
トラブルも少ないのですが、底に直に置いてしまうと、
水による悪影響を受けやすくなります。
過去に、レンジ下のコンベクションオーブンで、
着火不良や、擬似炎検知を繰り返す機械がありました。
その機械は、元々は配線にアルミテープを
巻くことによって保護していました。
ところが、アルミテープをはぐってみると、
内部には水の侵入した形跡がありました。
掃除の時の水の使用に関しては、
注意してもらうように説明した後で、
濡れた配線(圧電コード・フレームセンサー用コード)を
交換して、底部の部分の配線は、熱収縮チューブと、
ガラスチューブで絶縁して、底部に直接当たらないように
配線を浮かせてからは、トラブルは、ありません。

1つの部材でも製造する側では、いろいろな意味を持って、
使っている場合があります。
修理に携わる場合は、まずは元の状態に戻す。ことをしながら、
部材のもつ意味合いも考えて修理をしていくのがいいでしょう。

テーマ : 業務用厨房
ジャンル : 就職・お仕事

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