ライスロボ の動作と部品 2

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ライスロボ の動作と部品 2

クボタライスロボ動作表示


このタイプのライスロボは、米の位置と動作状態を、
パネル上のLEDで表示するようになっています。
今回は、通常の動作時に、部品がどのように
関連して動いていくかを見てみましょう。


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《注意》
器具の取扱い、メンテナンス、修理に関しては自己責任で行ってください。
この記事は、一般的な例に基づいて記述していますが、
個々の機械に関するものではありません。
記事の利用でいかなる不利益があっても、管理者は一切の責任を負いません。


動作表示は、以下のようになっています。

クボタライスロボ動作表示部アップ


・予約中
これは、洗米の予約をしている状態の時に、点灯します。

・計量
米を計量しながら、貯米庫から洗米槽に落とします。

クボタライスロボ貯米庫上から


貯米庫は、上から見ると このような形状になっています。
下にいくほどに、せまくなっています。
最も狭い部分に、切り欠きのある円筒形の部分があります。
ここが、計量升となる部分です。
円筒形の部分に入る米の量は、決まっているので、
必要に応じて回転数を変えて計米して、下に落とします。

貯米庫の網は、米が固まってしまって、計米する部分に
落ちなくなることを防ぐためのものです。

米の量が規定量より少なくなる場合は、
貯米庫の中で米が固まっていないか確認しましょう。


クボタライスロボ計米モーター


貯米庫の下に取付られた計米用のモーターです。
回転はセンサーが検知していますので、
回転しない場合にはエラーが出ます。
米が入ったか、入っていないかはセンサーでは検知できません。

・洗米中
計米モーターが、必要な米の量に対する回転を終わって、
米が洗米槽に入ったら、洗米が始まります。

クボタライスロボ洗米槽


洗米槽は、炊飯器の上の円錐形のステンレスの部分です。
覗き窓がついています。
中には攪拌羽根があります。
洗米は、水の供給と、攪拌羽根の回転で行われます。
水電磁弁が開いて、槽内には水が入っていきます。

クボタライスロボ給水口


洗米槽の上部にある2つの給水口です。
水の供給は、すべてここから行われます。
給水電磁弁の手前には、流量センサーがあるため、
流量センサーが水の供給を検知できない場合はエラーとなります。
また、洗米時には、槽内のオーバーフロー口から水を出し続けます。

クボタライスロボ槽内OF


洗浄槽の上部に取り付けられた、オーバーフローの排水口です。
この部分や、この先の排水口が詰ってしまうと、
水が上手く流れなくなってしまって、機械室内に水が侵入したり、
床などを濡らしてしまうことになります。
そのため、水位が一定以上になった場合には、
洗米槽の天井部に取り付けられたフロートが上昇して、
「排水確認」のランプを点灯させます。

また、攪拌羽根が回って、洗米をするのですが、
攪拌羽根は、上部の機械室のモーターで回ります。

クボタライスロボ攪拌羽根


クボタライスロボ攪拌羽根用傘歯車


この歯車が回転できない場合には、ドラム確認のエラーが出ます。
ただし、このエラーは、傘歯車の1枚目で発報されます。
そのため、2枚目の歯車の取り付けネジが折れた場合には、
エラー表示はできません。
洗米がうまくできない場合には、
実際に攪拌羽根が回っていることを確認しましょう


・ざる上げ
洗米は、時間と回数で洗米の加減を決めています。
洗米が終われば、「ざる上げ」となります。
これは、洗米後に、米に給水をさせるための行程です。
機械の動作としては、洗米が終わった後で、槽内の水を排水して、
米に十分な給水をさせる時間になります。
この時間を長く設定した場合には、途中でシャワーのように
水を入れたり、攪拌羽根を短い時間回すのがいいでしょう。

一定時間が過ぎれば、ざる上げは終了します。

・水加減/排米
水の量を調整しながら、米を炊飯器に落とします。
炊飯器に落とすためには、炊飯器上部に取り付けられた、
シャッターを開く必要があります。
シャッターの動作は、シャッター用のセンサーで監視しています。

クボタライスロボシャッターセンサー


また、排米するための弁は、上部の機械室のモーターによって、
動作します。

クボタライスロボ排米弁


排米弁は、洗米槽の下部にある、円錐形の弁です。
この弁の取付部には、パッキンやパンチング板がありますが、
この部分がセット不良になると、米が排水部から流れ出たり、
炊飯器の蓋の部分に、水が落ちたりします。

クボタライスロボ排米弁動作部


排米弁は、上のようなリンクを介して動作しています。
上止点、下止点についてはセンサーが監視しています。
ただし、上部で監視しているため、下の部分では、
検知できません。排米部からの水漏れは、
パッキン部の取付不良や、異物の噛み込みの場合が多くなります。
また、排水部から米が流れ出る場合にも、
この部分のセット不良の場合が、ほとんどです。

クボタライスロボ排水部


排水部は、このような形状になっています。
洗米槽の横に取付られていて、
掃除のために、蝶ネジで開くようになっています。
この部分に米がある場合は、排米弁のパッキンの
セット不良です。
また、米に対して水の量が少なくなる場合には、
この排水弁からの水漏れが考えられます。
排水弁は、洗米時には、閉→開となり、
その後、開。
排米時には、閉 となります。

動作に応じて開閉している弁ですので、注意が必要です。
また、閉である場合に、水が出る場合には、
調整が必要です。
この弁は、上部のソレノイドによって、動作しています。
極端に動きが悪い場合には、エラーが出ますが、
規定位置まで動いて、水漏れしたり、
排水不良となった場合には、エラーは出ません。

・洗米完了
米が炊飯器に入れば、洗米完了です。

・浸し
炊飯器に、米と水を入れて、さらに給水させる時間です。
時間を設定できます。

・点火OK
規定の時間が過ぎれば、点灯します。
ここで、炊飯器の点火スイッチを手動で押します。

・炊飯中
炊飯器の下部に取り付けられたマイクロスイッチが点火したことを
検知すれば、炊飯中のLEDが点灯します。

・蒸らし
炊飯器自体の釜底温度が一定の温度になって、
加熱を止めた時点で、先ほどのマイクロスイッチが検知して、
蒸らしのLEDが点灯します。
蒸らし時間に関しても、最初に設定した時間となります。

・炊き上がり
規定の蒸らし時間が終われば、このLEDが点灯します。

これで、炊飯に関する一連の動作は終了です。

ライスロボの動作について、簡単に説明しました。
これまでの説明で、わかると思いますが、
ライスロボは、炊飯という一連の動作を、
機械的に、一定量、一定時間、行うための機械です。

計米から、洗米、水加減と、人間が感覚的に行ってきた動作を、
機械的に正確に行うことによって、
一定以上の品質で炊飯することができます。
この動作を正確に行わせるためには、毎日のメンテナンスが
必要になってきます。
また、修理に関しても炊飯の流れの理解が必要です。


テーマ : 業務用厨房
ジャンル : 就職・お仕事

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