コンベアーオーブン インピンジャー

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コンベアーオーブン インピンジャー

インピンジャー正面パネル


コンベアーオーブンでは、代表的な存在のインピンジャーです。
この機械は、アメリカ製であるため、マイナスネジや、
インチのナットを多用しています。
アメリカ製らしい機械制御も随所に見られますが、
国内のコンベアーオーブンは、この機械を真似たものが
多く出回っているため、基礎的な制御は参考になります。
また、ファーストフードで多用される、アメリカ製の機械の
基礎的な制御面に関しても、多くの参考になる点があります。
圧力フライヤーの一部や、ファーストフード専門の、
ガス機器などに関しては特に参考になるでしょう。

機械室の中の写真なども確認しながら、
回路図と制御を確認してみましょう。


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器具の取扱い、メンテナンス、修理に関しては自己責任で行ってください。
この記事は、一般的な例に基づいて記述していますが、
個々の機械に関するものではありません。
記事の利用でいかなる不利益があっても、管理者は一切の責任を負いません。


インピンジャー回路図


機械室のカバーに、回路図が貼り付けられています。
記号の解説はありませんが、基本的なことがわかっていれば、
読み難い回路図ではありません。
インピンジャーの動作は、
1.ガスの燃焼系
2.FANコントロール
3.コンベアーモーターの制御
に大別されるでしょう。

回路図には、これらの電気的な動作が一覧となって書かれています。
関連する項目を把握することは必要ですが、
それぞれの動作に大別して回路を確認すれば、
かなり整理できますので、わかりやすくなります。

この回路図では、上部には、コンベアーモーターの制御、
中央に、FAN関係の制御、
右側には燃焼系の制御、
下の方では、温度制御について書かれています。

インピンジャー操作部


操作部の写真です。
上部に3つのスイッチがあります。
左から、「コンベアー」「ファン」「HEAT」となっています。
特に説明はありませんが、ファンのスイッチを入れないと、
他の部分も動作しなくなります。

強制吸気のバーナーを利用していますし、
庫内に生ガスが貯まるのは、危険です。
また、機械室内が高温になってしまうと、
ICを使った部分の制御の熱暴走も考えられます。
そのため、「FAN」は、最も重要な部分とされているようです。
機械室の冷却ファンに関しては、スイッチを切ったあとでも、
サーモスタット、タイマーの制御によって、
機械室が冷えるまでは、止まらないように作られています。

インピンジャー機械室


コンベアーの下の部分の機械室です。
左のファンは、機械室冷却用のファンです。
バーナーのある燃焼室にも、同じファンがあります。
これらは並列に接続されて、一緒に制御されています。
つまり、片側のみが回転することは、ありえません。
もし、片側のみが回転している場合は、
ファンモーターの故障か、結線の問題です。

インピンジャーコンベアーモーター

燃焼用のバーナーのある部分に、コンベアーモーターもあります。
このモーターは、機械室内の基板によって制御されています。
回転数を可変にするために、直流モーターが使われています。
また、モーターの回転の監視はモーター後方の、
センサーが行っています。

インピンジャーコンベアモータコントロール基板


前の操作パネルの、コンベアースピードの調整を受けて、
この基板上で、コンベアーモーターの制御をしています。
一体のユニットになっているようです。
整流から、出力、回転の監視、表示に至るまで、
ほとんどを、この基板上で制御しています。



インピンジャー燃焼用ブロワー


写真、右上が燃焼用ブロワーです。
左の方に見えているのが、バーナー部分になります。

この機械の場合は、強制吸気ですが、
エアースイッチは使っていません。
そのため、ファンの回転は、パルスなどで制御しているようです。
ガスの流れは、簡単ですが、制御の電気系は少し複雑です。
スイッチが入ってから、まず庫内ファンモーターの回転を
検知した後で、燃焼用ブロワーが回転します。
燃焼用ブロワーの回転を確認するスイッチが入った後に、
始めてイグニッションコントロール基板に電気が通って、
ガス電磁弁が開きます。

ガス電磁弁は、イグニッションコントロール基板の制御です。

インピンジャーイグニッション基板


これがイグニッション基板です。
この機械では、かなり単純なものが、単純に使われています。
これは、日本では燃焼基板と呼ばれるものと、
同じ働きをしています。
例えば、世田谷製の「GZ-1」などは、よく似ています。
汎用のものとなると、イグナイターや、フレームセンサー、
アラーム出力なども、内臓しているものがあります。
フレームセンサーのアンプの関係か、電磁弁などの
制御部では、「25V」程度の出力となっています。

インピンジャー背面全景


こちらは、外側の背面です。
ファンのヒューズなどがあります。
ヒューズや、ブレーカーなど一部のものは、
カバーを外さなくても交換やリセットができるようになっています。

20070830002335.jpg

焼くものを乗せるコンベアーです。
単純にコンベアーモーターで駆動されています。
インピンジャー銘板


インピンジャーの銘板です。
写真では見えにくいのですが、ガスの二次圧なども、
書かれています。
修理するものにとっては、嬉しい情報です。
ただし、二次圧は、(inch/H2O)でかかれています。
ミリ換算するには、約25倍しなくてはいけません。
温度制御部も、「摂氏」「華氏」の両方が目盛られています。
間違えないようにしましょう。

テーマ : 業務用厨房
ジャンル : 就職・お仕事

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