クリーンフライヤー

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クリーンフライヤー

ガスフライヤーの形は、画一的なものになってきていますが、
各メーカーは、その中でも独自の工夫をしてきています。
かなり古い頃のガスフライヤーでは、
安全装置もほとんどついていませんでした。
具体的には、立ち消え時の安全装置や、
油の温度が上がりすぎた場合の安全装置です。
電気的な制御をしていない機種でしたら、
立ち消え時の安全装置には、サーモカップルを使っています。
また、過昇防止装置は、膨張式のサーモスタットや、
バイメタルサーモなどを使っています。
これは、接点やガス経路の ON-OFF なので、
構造的には簡単ですが、どこで遮断されているか、
考えて修理をしないと、間違った判断をしてしまいます。
特に、どちらの安全装置も主弁のマグネットバルブへの、
電気の供給を遮断するものの場合は、
実際に悪い箇所の特定が大切です。
個々の部品が悪くなくても、
配線の導通が悪い場合もあります。

さて、ほとんどの小型ガスフライヤーは、
中間加熱方式でサーモスタットや安全装置を備えるものが、
一般的になってきましたが、その中でも、
特徴のある機械があります。
油の槽に、水と油を入れて使用する、
クリーンフライヤーは特に変わっている機種でしょう。
油が汚れにくくなるための工夫がされています。
使用している状態は確認していませんが、
機械的なことを、後半で確認します。


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《注意》
器具の取扱い、メンテナンス、修理に関しては自己責任で行ってください。
この記事は、一般的な例に基づいて記述していますが、
個々の機械に関するものではありません。
記事の利用でいかなる不利益があっても、管理者は一切の責任を負いません。



CF001


クリーンフライヤーです。
前のカバーを取り付けた状態で撮影するのを忘れました。
外観上の特徴は、排油と排水用にバルブが2つあることです。
槽を のぞきこむと、通常のヒートパイプの下に、
もう一列、ヒートパイプ状のものが通っています。
これは、燃焼室下から空気を通して、槽の下部の温度を
上げないようにするためのパイプのようです。

CF002


燃焼室のパイロット部分ののぞき窓です。
このあたりは、通常のガスフライヤーと同じです。

CF003


これは、排気筒を上から撮影したものです。
中で2つの経路に分かれています。
片側は、空気が流れるパイプにつながっています。
建物の吸排気を、きちんと取っていないと、
流れが悪くなりそうです。

CF004
槽内の写真です。
ステンレスが光って見えにくいのですが、
かなり深く作られています。
槽の左に、温度制御用のサーモスタットと、
過昇温防止用のサーモスタットのキャピラリーチューブの
感温部があります。
これは、他のフライヤーでも同じですが、傷つけてしまうと、
交換が必要になる場合もありますので、
掃除の時などは、特に気をつけて扱うようにしましょう。

CF005


過昇温防止のバルブです。
リセットボタンがついています。
一度動作すると リセットしないと開弁しません。
温度が冷えていれば、ボタンを押せばリセットされます。
設定温度が高すぎた場合や、温度変化が激しすぎた場合には、
誤動作することもありえる部分です。
キャピラリーを切ってしまうと交換が必要になります。

CF006


キャピラリー部分のアップです。
最近の機械では、多くの面材に、BA仕上げを使うことは、
少なくなってきました。
とても、まぶしく感じてしまいます。

CF007


フロントのパネルに貼り付けられていた、
メインバーナーの喚吸器の位置を記したシールです。
頻繁に調整が必要なものでは、ありませんが、
わかりやすくて好きです。

CF008


点火と温度調整を行う部分です。
ロバートショーの JISTユニットが使われています。
少し前までは、NIBECO のリーク式のものが使われていたようです。
JISTの場合は、完全に ON-OFF の制御です。
立ち消え時の安全装置(サーモカップル)のマグネットバルブや、
ガバナー、サーモスタットなどが一体に組み込まれています。

CF010.jpg


上のバルブが排油バルブ、下のバルブが排水バルブです。
揚げ物の汚れは、コールドゾーンの水の中に入って、
油には混じりこみにくくなるように考えられています。
左には、キャピラリーチューブを槽に通す、
スタフィンボックス(コンプレションフィッティング)が見えます。

以上、クリーンフライヤーの機械的な部分について。
修理や調整に関しては、通常のガスフライヤーと比べて、
あまり変わったところは、ありませんでした。
気になったのは、排気の取り回しですが、
説明書を読んでいると、よく考えて作られているようです。
吸排気が良好な設置場所でしたら、
掃除を きちんとしながら使えば、問題なさそうです。

PS. ホテレスに出品されているウォーターフライヤーは、2008年度も『ニベコサーモ』仕様でした。

テーマ : 業務用厨房
ジャンル : 就職・お仕事

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