冷蔵庫のエラーコード レイキ

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冷蔵庫のエラーコード レイキ

1997年頃のレイキの冷蔵庫のエラーコードです。
製造が終わるまで、ほとんど同じだと思われます。
IC制御の機種は、多くなかったため、あまり見かけないかもしれません。


dF

除霜表示
除霜運転中に表示。
除霜運転時は、急激な温度変化があるため、除霜終了後の20分間は
負荷温度に近い値を表示するように制御している。


3P

逆相表示
電源が逆相の時に表示。
三相のロータリーコンプレッサー搭載機種に限る。


E1

温度センサー断線
庫内温度センサーが断線した時に表示。


E2

温度センサー短絡
庫内温度センサーが短絡した時に表示。


E3

冷却異常
庫内温度が、設定値プラス15℃以上で、かつ 1時間あたり5℃以上下がらない時に表示。
設定値プラス10℃に到達した時点で表示は解除される。


E4

凝縮温度異常
凝縮器出口管等にセンサーを取り付けて、センサー温度(凝縮温度)が、
63℃以上になると凝縮温度異常を表示。
50℃以下になると解除される。
この機能は、オプション装備。


E5

保護装置作動
OCR・OLR等の保護装置が作動した時に表示して温調出力をOFFにする。
保護装置が復帰しても、温調出力はOFF後3分間は再出力しない。
ただし、冷凍機出力600W以上の、1センサータイプのみに適用する。



冷蔵庫類のエラーコードの数は多くありません。
ただし、メーカーごとに違っているため、注意してください。
ほとんどが、温度表示の位置に表示されるため、
2桁までのコードであることが、多いようです。

説明補足

dF
霜取中であることを表しています。
デフロストの略です。
dFに関しては、他メーカー(ホシザキ・福島など)も同じです。

DF885.jpg


霜取が終わってすぐに庫内温度の表示に戻すと、
温度センサーは冷却器付近にあるので高い温度を表示するため
霜取終了後20分間は、負荷温度に近い値を表示するとされています。
他メーカーのものでは、dF表示を長めに出して、温度センサー周辺温度が
下がってから温度表示に戻すものもあるようです。


3P
逆相表示です。
動力の配線3本のうちの2本をつなぎ変える必要があります。
同じコンセントを使っている限りは、使用時に出るエラーではありません。
据付時か、移設時などに出る可能性のあるエラーです。
ほとんど、ありませんが 稀に動力の電気工事後に出る場合があります。

逆相について
逆相は、三相200V(動力)の電動機を使ったものにのみ発生します。
相が3つあるため、逆回転することがあるためです。
業務用の冷蔵庫の場合でしたら、電動機を使うのは、
コンプレッサー、凝縮器ファンモーター、庫内ファンモーターです。
このうち、凝縮器ファンモーター、庫内ファンモーターに関しては、
単相仕様のものが使われることが多いため逆回転はしません。
最後に残るコンプレッサーですが、レシプロのものは圧縮する部分は、
上下運動のため、回転には関係がありません。
ロータリーコンプレッサーに関しては、モーターの軸の回転が、
そのまま、圧縮部を回すため逆方向に回転させると、
最悪の場合は、機械が壊れてしまいます。
そのため、逆に回転させないためのリレーが取り付けられています。
これは、「逆相防止リレー」と呼ばれます。
製氷機の場合は、三相の機種でも、ロータリーコンプレッサーを使ったものは
少ないので、あまり逆相となることはありません。
ただし、クラッシャーや、オーガー式のモーターなどは、
逆相がありえますので注意してください。


E1
庫内温度センサー断線時に表示されます。
温度センサーは、庫内の吸い込み口付近に取り付けられています。
この表示が出る場合は、庫内側より、機械室側で切れている場合が多くあります。
温度センサーの配線は細いため、ネズミなどがいると、
よく、かじられていました。
一度被害にあった配線は、再度 被害にあう場合が多いので、
ネズミよけの対策をしたほうがいいでしょう。


E2
庫内温度センサーが短絡した時に表示されます。
この場合も、配線の途中に傷が入って、2本の配線が、
途中で短絡していることが多いと思われます。
コネクターの中で水による短絡も起こりますので、
結露の多い機種などは、配線の位置に注意しましょう。
エラーは出なくても、漏電や庫内への水の浸入もありえます。


E3
冷却異常。
簡単に言えば、庫内温度が高くなっていますよ!と言っています。
その上、冷却運転しても温度が下がっていかない。ということです。
考えられる原因は、いくつかありますが、
扉は、開いていないか?(きちんとしまっているか?)
パッキンが破れて、いないか?
温度の高い食材を入れていないか?
冷凍庫で多量に製氷させようとしていないか?
冷凍庫で、多量に生ものを凍結させようとしていないか?
このあたりが、簡単に調べられるところでしょう。
問題がないようでしたら、
凝縮器のフィルターの汚れを確認しましょう。
フィルターを外して、凝縮器に風が流れていないようでしたら、
凝縮器の内部でフィンの間に汚れが詰まっている場合もあります。
または、凝縮器ファンモーターの不良の場合もあります。
凝縮器の銅管を触ってみて、全く熱くない場合には、
冷媒のガスが漏れている可能性があります。
凝縮器付近に問題がないようでしたら、庫内の冷却器付近を確認します。
通常は、奥側が冷気の吹き出し口になりますが、
吹き出し口付近に冷気が流れていないようでしたら、
霜取の制御が不良となって、冷却器に霜付している。
冷却器のファンモーターが不良となって、回転していない。
このような原因も考えられます。
風は出ているが、冷たくない場合には、
冷媒のガス漏れ・圧縮不良なども考えられます。
庫内は、冷えていて問題ないのに、E3を表示する場合は、
温度センサーや、制御する温調器の不良も考えられます。
修理をする人なら、ガスの圧力測定などで不良箇所の特定は難しくないでしょう。


E4
凝縮器出口付近の温度が高い。
フィルター、または凝縮器が汚れているか凝縮器ファンモーターの不良です。
フィルターの掃除は、使っている方でも簡単にできますが、
その他の場合は、修理手配が必要です。
レイキの冷蔵庫に関しては、この機能はオプションであるため、
同じ原因でもE4は、発報されずに、
E3が発報される場合もあります。
凝縮器の銅管に、アルミテープで温度センサーがつけられているものに限って、
E4が発報されるので注意しましょう。

他メーカーでは、凝縮器周辺温度が高くなった場合に、
「フィルターサイン」のLEDを点灯させる場合もあります。


E5
冷凍機に取り付けられた、オーバーロードリレーがトリップした場合に発報されます。
電動機が高温になる場合や、高圧側の圧力が異常に上昇している場合です。
凝縮器、凝縮器ファンモーターなどの確認をしましょう。
レイキの場合は、E5についても、
ほんの1部の機種しか発報しないため、他の機種では、
同じ原因でもE3表示となる場合もあります。
オーバーロードリレーがトリップした場合には、コンプレッサーが止まっているので、
こちらに関しても、わかりやすい症状です。


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