電気とテスターの使い方 その2

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前回は、電気には、交流と直流があり、テスターを使う場合には、交流か直流のレンジに合わせる必要があることを書きました。

今回は、電気と、その単位について簡単に覚えましょう。

電気には、電圧、電流、抵抗、電力などと呼ばれるものがあります。
過去に、オームの法則を習ったこともあるでしょう。
でも、実際に使うことがなければ忘れてしまいます。

電圧は、Eという記号で表されます。
単位は、V(ボルト)です。

電圧は、例えば家庭に来ているコンセントなら、約100V、一部の機器では、約200Vです。
これは、交流の電圧です。

次に、直流の電圧ですが、これは様々です。
例えば乾電池1本なら約1.5V、直列に2本つなげば、約3Vです。
携帯電話の電池などは、約3.6~3.7V。
パソコンのUSBが出している電圧は、約5V。
自動車のバッテリーは、約12Vです。
電池は、直列につなぐことで電圧を変化させることができます。


次に抵抗です。
抵抗は、Rという記号で表されます。単位は、Ω(オーム)。
電源に接続される負荷ということになりますが、ヒーターのように単純なものなら簡単にオームの法則が成り立ちます。
とりあえずは、電気を流れにくくさせるものが抵抗だと思ってください。
あとで、オームの法則に関して簡単にふれます。

次に電流です。
電流は、Iという記号で表されます。単位はA(アンペア)です。
電気の流れる量ということになります。
電流が大きくなるほど、消費する電気の量が多いということです。

最後に、電力です。
電力は、Pという記号で表されます。単位は、W(ワット)です。
よく、製品には消費電力というものが書かれています。
その機器が、どれだけ電力を消費するかの目安となります。

このあたりまでで、少しいやになるかもしれませんが、覚えなければならないことは、そんなに多くないですし実際にテスターや、電球や乾電池を使ってやってみればわかってくると思います。もう少し、がんばりましょう。

オームの法則ですが、E=I×R になるというものです。
そして、電力P=E×I で求めることができます。

数字が入っていないとわかりにくいと思うので、ひとつの機器を例にとります。
消費電力は基本的にはその機器の最大の電力で表されています。
電気ポットで、湯沸し時の消費電力が700Wというものがあります。
電源は、100Vのコンセントです。
この場合には、P(電力)は、700(W)です。
P=E×I ですので、逆算すると、I(電流)= 700(W)÷電圧100(V)=電流 7(A)となります。
今度は、抵抗値です。E も I も出ているので、同様に式に当てはめると、
R= 電圧 100V÷電流 7(A)≒14.3(Ω)となるはずです。

このあたりの数式は、おいおい覚えていけばいいでしょう。

ちなみに、家庭用の通常のコンセントですが、Pnasi.png  pつきこのような形状のものは、15Aまでが定格となっています。
つまり、交流の100Vの通常のコンセントのついた機器は、流れる電流は、15A以内であり、また、消費電力は、15(A)×100(V)=1500(W)以下になるはずということになります。
何かの計算をしたときに、15A以上になったり、1500W以上になった場合はちょっと考えてみましょう。

単位について、もう少しだけ覚えましょう。
ここから先は、テスターを使う場合にも、重要になってきます。

rennji.jpg

テスターのレンジです。
まず、直流電圧を見てみましょう。

01DCV.jpg

赤い丸で囲った部分が、直流電圧(DCV)の測定のところです。
各レンジは、測定していい最大の値だと思ってください。

600V、200V、20V、2Vは、そのまま電圧の単位なので問題ありません。
さらに下に、200mV の単位があります。
これは、200ミリボルト と読みます。
1000mVが、1V となります。
1mVは、1/1000Vということです。

200m.jpg

写真の場合でしたら、200mVのレンジで測定値は、「-1.6」です。
この場合は、「-1.6mV」が測定値になります。
置き換えると、「0.0016V」です。

デジタルテスターは、数字でそのまま測定値を出してくれるので便利なのですが、単位がわからないと測定の間違えを起こしやすいので注意が必要です。


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勉強になります

はじめまして
いつもブログ拝見させて頂き
私も未熟ながら業務用厨房機器の販売、メンテナンスの仕事をさせていただいております

本当にすごく参考にさせていただいております。

本当にありがとうございます。

できれば 弟子していただきたいくらいです
大変あつかましいのですが、可能であれば情報交換などできたらと考えてコメントさせて頂きました。
宜しくお願い致します。
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