ブラストバーナー 強制吸気

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ブラストバーナー 強制吸気

ガスバーナーの種類の中にあったブラスト方式です。
ブロワーやファンで燃焼に必要な空気を強制的に送り込むので、
強制吸気とも言われます。
全一次空気式燃焼で、バーナーの形は様々です。
赤外線バーナーを使った強制吸気式のバーナーもあります。
制御の仕方もメーカーによって違いますが、
強制吸気の燃焼の基礎的なところは、あまり変わらないので、
強制吸気式の燃焼について考えてみましょう。


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この記事は、一般的な例に基づいて記述していますが、
個々の機械に関するものではありません。
記事の利用でいかなる不利益があっても、管理者は一切の責任を負いません。


  ブラスト.jpg


全てのブラストバーナーに当てはまるわけではありませんが、
ブラストバーナーの一般的な動作を絵にしました。
わかりやすくするために、かなりの部分を省いていますが、
絵を見ながら確認します。

ブラストバーナーは、バーナーの周囲から空気が供給されにくい場合、
または、大量のガスを燃焼させる場合に利用されます。
ブロワーを回転させるために、電源が必要になってきますので、
制御は、電気的な制御をされることが、ほとんどです。

通常の場合、コントローラーから燃焼をさせる信号が出て、
最初にブロワーが回ります。
ブロワーが回転すると、空気がバーナーに向けて
流れると同時に、風圧スイッチ(エアースイッチ)にも、
空気が流れます。
風圧スイッチは、空気が流れ始めたのを検知して、
コントローラーに空気が流れたことを知らせます。
空気が流れたことを風圧スイッチから知らされた
コントローラーは、電磁弁を開くと同時に、
イグナイターに信号を出して、バーナーに点火します。
バーナーに点火した後は、燃焼をフレームセンサーが
検知して、炎が出ていれば燃えます。
サーモスタットなどによって、燃焼を止める信号が出れば、
コントローラーが燃焼を終わらせる信号を出します。

基本的な流れは、上記の通りです。
少し具体的に見ていきましょう。

ブロワー
他のバーナーでは使っていないものを中心に確認します。
まず、最初にブロワーです。
これは、シロッコファンが使われることが多いようです。
空気の取り入れ口は、固定のものもありますが、
通常は、調整できるようになっています。
ガス種によって、開度が違っている場合が多いので、
これに関しては、各メーカーの資料などを参考にしましょう。

ブラストブロワ


ブロワーを吹き出し側から撮影しています。
矢印の三角になった部分にゴミがたまる場合があります。
ここが平たくなってしまうと風が出にくくなります。
掃除の時には、曲げないように注意して掃除しましょう。
開口など変えてはならない部分があるので、分解には、
特に注意してください。
また、外した場合に、接続部を曲げたりしてしまうと、
そこから空気が逃げたり、余分な空気が入ってしまう場合があります。
風圧スイッチが反応しなくなったり、燃焼に悪影響を
与えてしまう場合があるので注意しましょう。

強制吸気のブロワーは、直流の電源を使っているものがあります。
これは、電圧によって回転に変化を与えている場合があります。
適正な回転をパルスで測ったり、電圧で測ったりするように、
なっている場合があります。
これに関しては、テスターや資料が必要となります。
修理の場合は、よほどのことがない限り、
その辺りを調整する必要に迫られる場合は少ないのですが、
部品交換の場合は、必ずのように調整が必要になってきます。
交換の場合は、メーカーなどに確認して正しく調整しましょう。

ブロワーの風が弱すぎると、炎が赤くなったり、
不完全燃焼となる場合があります。
逆にブロワーの風が強すぎると、
不着火などのトラブルにつながります。

風圧スイッチ
ブロワーの風をチューブなどを通して検知します。
マイクロスイッチ状になっていて、通常は ON-OFFで、
コントローラーに信号を送ります。

風圧スイッチ


よく使われる風圧スイッチです。
下の黒く出ている部分にホースを接続します。
片側は、吹いて信号が入りますが、
反対側は吸って信号が入りますので、
接続を逆にしないようにしましょう。
通常は、接点はNCを利用して、
風の圧に押されて、接点がクローズする方向で
使われています。
風圧スイッチの良否に関しては、軽く吹いてみて、
接点のON-OFFをテスターで当たればできますが、
少し強く吹きすぎると接点が離れてしまう
タイプのものもあります。
電磁弁が開かないトラブルが多く、
エラーコードなどで確認できない機種の場合は、
交換してしまって様子を見てもいいと思います。
風圧スイッチがONにならない場合は、ホースの接続や、
ブロワーから、バーナーまでと、風圧スイッチまでの、
空気が流れるところを全て確認しましょう。
ホースがつぶれて空気が流れなくなったりすれば、
風圧スイッチまで空気が流れません。
切れていたり穴が開いている場合も、空気の流れがスポイルされます。



他の部分に関しては、多くの燃焼方式のバーナーと
あまり変わりませんので、バーナーや燃焼の特性を
参照してください。
空気が、ブロワーで強制的に送られるため、
ガス側のノズルが汚れてガス量が少なくなると、
着火が不確実になったり、
燃焼の途中でフレームセンサーに炎が当たらなくなり、
途中消火する場合があるので、注意してください。

また、赤外線バーナーを使ったタイプのものは、
バーナーの多孔セラミックが割れたり、ずれたりした場合には、
燃焼中に、かなり大きな音がする場合もあります。
この場合は、バーナーを交換したほうが無難でしょう。

古い機種には、風圧スイッチがついていないものがあります。
ブロワーが回らずに、電磁弁が開いて、
少し充満してから着火してしまうと、
大きな音を伴った爆発着火となる場合もあります。
ブラストバーナーの場合は、最も大切なポイントは、
ブロワーと風圧スイッチとなります。
他の燃焼方式では、使われませんので、
しっかりと確認しておきましょう。

テーマ : 業務用厨房
ジャンル : 就職・お仕事

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