バーナーの分類

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バーナーの分類


ガス器具には、いろいろなバーナーが使われます。
それぞれに、特質があるので、
ざっと覚えておけば、使用上も、便利ですし、
修理の場合は、必要な知識となる場合もあります。

ガスのバーナーの種類

1.赤火バーナー
2.セミブンゼンバーナー
3.ブンゼンバーナー
4.赤外線バーナー
5.ブラストバーナー
6.パルス燃焼式バーナー


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《注意》
器具の取扱い、メンテナンス、修理に関しては自己責任で行ってください。
この記事は、一般的な例に基づいて記述していますが、
個々の機械に関するものではありません。
記事の利用でいかなる不利益があっても、管理者は一切の責任を負いません。



1.赤火バーナー(赤火式燃焼)
一次空気を必要とせずに、燃焼に必要な空気は
全て大気中から取り入れるバーナーです。
メインバーナーに点火するための種火などに、
利用されていましたが、煤が発生するため、
燃えつづける種火などには向きません。
厨房では見かけることも少なくなりました。

赤火バーナー


2.セミブンゼンバーナー(セミブンゼン式燃焼)
一次空気が30~40%とブンゼン式より少ない。
ブンゼン式と比べて炎が長い、燃焼音が小さい、逆火しにくい。


セミブンゼンバーナー


セミブンゼン式のバーナーの例です。
一次空気の必要量が少ないため、
換吸器のダンパーは固定されているものもあります。
吸気口は、掃除しにくいのですが、
埃などがたまってしまうと、赤火になります。
こまめに、掃除しましょう。
掃除には、100円均一のお店にある、
ブラシなどで便利なものがあります。

3.ブンゼンバーナー(ブンゼン式燃焼)
業務用厨房器具では、
最も一般的に使われる方式のバーナーです。
ガスがノズルから噴射する勢いで、
燃焼に必要な一次空気を吸い込みます。
一次空気は、40~70パーセントです。
これを、混合管と呼ばれる筒の中で混合して、
炎口から噴出して、燃焼させます。
その際に、さらに燃焼に必要な空気(二次空気)を、
大気中から、取り入れます。

イモノコンロ


ブンゼンバーナーの例です。

ブンゼン絵


この絵のように燃焼するのが、ブンゼンバーナーです。
換吸器と呼ばれる空気調節口があります。
換吸器の調整は、一般的なブンゼンバーナーでは、
一度、赤火になるまで換吸器を閉めて、
ゆっくりと開いていきます。
炎の先の赤火が消えたところが、
最も効率よく燃焼する空気量と言われています。
換吸器を、いっぱい閉めても赤火にならない場合は、
ノズルの汚れなどで、ガス量が少ないことが、
考えられます。
逆に、換吸器を全開にしても赤火が消えない場合は、
換吸器の汚れや、混合管、バーナー内の汚れなどで、
空気量が少ないことが考えられます。
また、建物自体の吸気量の不足の場合もあります。
赤火で燃焼している場合は、一酸化炭素の発生なども
ありますので、早めの対処が必要です。

4.赤外線バーナー(全一次空気燃焼)
焼き物器などで見かける、赤外線を発生する
多孔セラミックを、使用したバーナーです。
燃焼に必要な空気を全て一次空気で取り入れます。
バーナーを横向きや、下向きに使うことができます。

赤外線バーナー


上火式焼き物器に使われている、赤外線バーナーです。
見た目では表面が、赤く燃えます。
燃焼中に、ポンといい始めたときは、
バーナーが割れたり、隙間ができたりして、
要らない空気が入っている場合が多いです。
ノズルに、ニードルが入っている場合が多いので、
ノズル掃除の時には、注意しましょう。

5.ブラストバーナー(全一次空気燃焼)
いわゆる強制吸気のバーナーです。
燃焼に必要な一次空気を、ブロワーなどの送風機で、
強制的に送り込みます。
大量のガスを燃焼させる場合や、バーナー周辺から、
空気が供給されにくい場合に使われます。
このバーナーについて、詳しくは別の機会で説明します。

6.パルス燃焼式バーナー
一部のフライヤーなど、液加熱に利用されます。
燃焼で生じた圧力上昇により、燃焼ガスを創出して、
負圧となった燃焼室に空気とガスが吸引されて、
燃焼します。
吸気→燃焼→排気→吸気のサイクルを、秒間60~80回、
繰り返して、燃焼する方式です。



ガスのバーナーの分類は以上ですが、
必ずしも分類の中に収まるものでもありません。
2つの方式を混ぜ合わせたようなものなどもあります。
基本的には、空気がどこから供給されているかを、
知って、燃焼に必要な空気を絶やさないことが大切です。
ガスの燃焼では、必要な空気が足りない場合に、
一酸化炭素中毒などの事故が起こります。

赤火は、空気不足の注意信号!
赤火は、煤の発生などで調理器具や壁を汚すのみではなく、
そのまま燃焼させることは、事故にもつながりかねません。
赤火になる場合は、早めに適切な処置をしましょう。

テーマ : 業務用厨房
ジャンル : 就職・お仕事

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