コンベアタイプ 食器洗浄機

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コンベアタイプ 食器洗浄機

少し大きな施設になると、コンベアタイプの食器洗浄機が使われます。
コンベアの形状によって、フライトコンベア、フラットコンベア、
ラックコンベアのタイプがあります。
また、洗浄する槽(タンク)の数も、1タンク、2タンク、3タンクなど
いくつかの種類があります。

コンベアタイプの洗浄機は、ドアタイプなどの洗浄機と比べると、
機械が大きくなりますが、基本的なところは同じです。


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《注意》
器具の取扱い、メンテナンス、修理に関しては自己責任で行ってください。
この記事は、一般的な例に基づいて記述していますが、
個々の機械に関するものではありません。
記事の利用でいかなる不利益があっても、管理者は一切の責任を負いません。



コンベアータイプの洗浄機は、洗浄ノズルも、すすぎノズルも、
固定のものが使われています。
ほとんどは、上下に装備されて、上下から食器を洗っています。
日本では、米飯の汚れに対応するため、
ノズルの噴射圧を高めにしているので、
食器を置くコンベアだけではなく、押さえコンベアを
使っているケースがほとんどです。
押さえコンベアにも、固定式、回転式の種別があります。
固定式は、上から吊り下げているだけです。
よく、食器が洗浄中に、ひっくり返る場合は、
押さえコンベアの調整が悪い場合があります。
ほとんどは、上の金具に引っ掛けているだけですので、
多少たくし上げたり、下げたりすればおさまることもあります。
回転式の押さえコンベアは、下のコンベアと同調して、
回っています。
回転数が違ってしまうと、よくありません。
コンベアの進む速度に関しても、固定式から無段階の
変速式までの種類があります。
コンベアモーターは、三相誘導電動機が使われることが多いため、
モーターの回転数は、極数と周波数と、
すべり率で決まってしまいます。
最も簡単なものは、モーターに減速機を取り付けて、
コンベアを駆動するものです。
輸入機では、現在も この方式のものが あります。
減速機とモーターにプーリーを利用して、
ベルトの位置を変えることで、速度を変えるものもありました。
コンベアモーターの付近にレバーのついていたものです。
以前は、この方式もありましたが、最近では、見かけません。
最近は、モーターの性能がよくなったことと、
インバーターが小型・高性能化・低価格化したこともあり、
インバーターを利用してモーター自体の回転数を
変えて、駆動速度を変えるものが ほとんどです。
インバーターの操作面で速度調節は可能なのですが、
ほとんどは、外部入力を利用して、可変抵抗で、
速度を調節するようになっています。
押さえネット固定式のものは、無段階に調節できるものが多く、
回転式のものは、段階的に変速させるものが多いようです。
これは、上下のコンベアの速度をシンクロさせるためでしょう。

コンベアには、回転を止める安全装置がついています。
近接スイッチを利用したものや、レバー式のスイッチが、
使われています。また、非常停止ボタンなども
ついていることが多いので、
モーターが回転しない場合には確認しましょう。
モーターは回転しているけれどコンベアーが回転しない
場合には、トルクリミッターが滑っています。
これは、モーターやコンベアの保護装置ですので、
簡単には滑りませんが、モーター交換時などには、
確認の必要があります。
トルクリミッターのナットは、大きいため、
特殊な工具が必要な場合もあります。

ラックコンベアの場合は、ラックを入れないと、
コンベアの回らないものもあります。

2タンク以上のものについては、排水栓(オーバーフロー管)の
長さがタンクごとにちがっている場合があります。
これは、すすぎの湯を洗浄タンクに戻す場合に、
タンクが増えてくると、同じ長さのオーバーフロー管では、
水位の差がなくなり、すすぎから遠いタンクの水位が
減ってしまうことを防ぐためです。

すすぎ水を洗浄タンクに戻している場合には、
多く戻しすぎると、洗浄タンクの洗剤の濃度が下がります。
ただし、戻す量が少なすぎると、多量の湯を消費したり、
洗浄タンクの湯が少なくなったりします。
洗剤の濃度も測定しながら適切に調整する必要があります。
コンベア式の洗浄機の場合は、食器が流れていても、
流れていなくても、同じだけの湯を消費します。
そのため、効率よく洗浄するには、
連続で食器を流していく必要があります。

日本では、建物の給湯設備にも限界があることが多いため、
すすぎは、洗浄後に、数本のノズルで行われています。
給湯量の不足や、洗剤の濃度が濃い過ぎる場合には、
洗剤が残留する危険がありますので、気をつけましょう。
洗浄後に食器消毒保管庫を使う病院などの施設では、
すすぎ後の乾燥は、甘くても大丈夫ですが、
洗剤の残留は危険です。

他にも、何点かの注意点はありますが、
洗浄に関する基本的なことを知っていれば、
コンベア洗浄機は、難しいものではありません。

テーマ : 業務用厨房
ジャンル : 就職・お仕事

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